おいしさのヒミツ
『遠州のお豆富』を守り続ける
静岡県浜松市がある遠州地方は全国では珍しい正方形のお豆富が昔から主流となっており、丸守もその風習を受け継いでいます。
さらに原材料となる大豆も、契約栽培で厳選されたプレミアム大豆を使用し 受け継がれた味・形を守り続けることにこだわっています。
1. 原料へのこだわり
大豆と水とにがりだけで造る、非加熱工法の手造りの味こそが「丸守らしさ」。
原料・製造すべてに妥協しない取り組みが、お客様に評価される製品造りに繋がります。
“豆富造りは水づくり”と言えるほど水は重要。
丸守は、南アルプス最南端の雪解け水が湧き出る水脈上を立地に選び、工場を建設しました。
これにより、地下約300mから汲み上げたばかりの極上の軟水を全製造工程で使うことができるのです。
清らかでおいしい水こそが、丸守のお豆富のおいしさを形造っています。
品質にこだわり、素材を厳選しています。
契約栽培された甘味の強いカナダ産プレミアム大豆や、国内産大豆をはじめ、厳選した大豆をブレンドして使用しています。
国外産、国内産問わず分別生産流通管理済みのものを使用しています。
丸守では「にがり」にもこだわり、沖縄の海水から生まれた天然にがりを使いお豆富を造っています。
「昔のおいしい豆富」造りには、大豆の旨みを引き出してくれる「にがり」が必要不可欠だからです。
また、にがりは天然成分の為、ミネラル成分豊富で、マグネシウム不足と言われる日本人の健康を助けてくれます。
2. 製造へのこだわり
丸守では昔ながらの美味しさを、受け継がれた製造方法と職人の技で守り続けてきました。
受け継がれ、そして時代と共に進化成長してきた製造へのこだわりを一部ご紹介いたします。
お豆富製造へのこだわり
丸守のお豆富は、豆富本来の甘味と風味を味わってもらえるよう、手造りにこだわり、昔ながらの製法で職人が丁寧に造っています。
そして、そこに機械を取り入れ、衛生面や品質を安定させています。職人の確かな腕と、最新機器を融合させることで、安心安全で美味しいお豆富を提供しています。
丸守の「生とうふ」
こだわりの製造方法を
ご紹介します
大豆に割れ豆、虫食い、異物等があれば取り除き、地下約300mより汲み上げた天然水で水洗いします。
大豆を水に浸し砕きやすくします。季節・気温・湿度によって浸漬時間を工場長がチェックし、調整します。
機械で水を加えながら挽く、昔ながらの製法で、加水量によって豆乳の濃度を加減します。
大豆を挽いた状態の生呉(なまご)を加熱します。加熱したものを「煮呉(にご)」といいます。
煮呉を絞り機に通し、『豆乳』と『おから』に分離します。
豆乳に「にがり」を入れ加熱して固めます。ベテランの職人が凝固具合をみながら均一に混ぜ合わせて調整します。
にがりで固め、成形された豆富を型箱から水槽に取り出します。
衛生面に配慮し機械を用い、均等にカットします。
衛生面に配慮し機械によるパック詰めを行います。
容器に入った豆富を機械でフィルム包装します。
金属探知機を用い、一つひとつ検査します。
5度以下の冷水の中で1時間以冷却し完成です
ゆば製造へのこだわり
ゆばの元となる豆乳は、職人が厳選された大豆を使用し丁寧に製造。
出来上がった豆乳を温め、表面にできた柔らかなゆばを、一枚一枚丁寧にすくい上げ豆乳で包み込みます。最初から最後まで丁寧に造り上げることがゆば製造のこだわりです。
油揚げ製造へのこだわり
丸守では二度揚げ製法を採用しています。
低温でじっくり揚げた後、もう一度高温で揚げ直すことで、外はカリッと、中はジューシーでふんわりした触感の油揚げに仕上げています。ベテランの職人が季節・温度・商品の具合などをみて油の温度・揚げ時間を調整しています。
3. 開発へのこだわり
丸守では、商品開発にも力をいれています。
地元の食材を使用した商品を企画、開発することで地域の経済発展を促進するとともに、
遠州の美味しさを皆様にお届けしています。
味だけでなく、五感で楽しむことのできる商品をご用意しておりますので、ぜひご賞味ください。
地元農家の
素材を使用
美味しさを追求
五感で楽しめる商品